オロイド撹拌機の撹拌翼には「ツーサークルローラー」を用いており、
それが撹拌機の特長を生み出します。
ツーサークルローラーとは?
1900年代半ば、ドイツ生れの工学者パウル・シャッツによって発明され、オロイドと一般には称さ
れています(写真1)。これは、2つの同じ大きさの円板を、その中心距離が半径の√2倍であるように
直交させ(図1)、2つの円板を法線でつないだ立体が、ツーサークルローラーの基本形(図2)である。
このオロイド体は、重心の上下動がなく、極めて省エネルギーでよく転がるという特長があります。
写真1 オロイド体
図1 垂直に交わる円
図2 ツーサークルローラーの基本形
撹拌翼にした「ツーサークルローラー」を回転させると、このような回転になります。